第11回 言葉で私たちは何をしているのか

担当:谷川嘉浩

概要

哲学は言葉を使います。たとえ、言葉以外のものごとを論じる場合でも。

講義前半では、前回の講義を違った仕方で掘り下げ、補足します

(前回の講義を受講している必要はありません)。

前回の講義がどのように/なぜ「対話」だったかを振り返るだけでなく、

「哲学が常識を重視する」など、

恐らくみなさんの印象と違うであろう哲学の特徴について、紹介します。

 

後半では、対話/コミュニケーションについて、

言語哲学の有名な思考実験を通じて考えます。

依拠するのは、クワインという哲学者の「フィールド言語学者」の議論です。

当日は、フィールド言語学者は、未知の言語の辞書を作ろうとする言語学者のことです。

この議論について、入門書レベルの紹介から、発展的な研究まで見ていく予定です。

 

ここで得たコミュニケーションに関する知見は、

(哲学だけでなく)コミュニケーションに関係する様々な学問分野に、

持ち帰るべき示唆を与えてくれるでしょう。

なお、時間があれば、私個人の/研究の話のことをお話するつもりです。

進路選択や文や選択の参考になればと思います